夫婦生活のタイミングと間隔

妊娠可能な夫婦生活のタイミングは、排卵4日前から排卵当日、翌日の約6日間。

排卵後の卵子の寿命は、半日からせいぜい一日程度。一方、精子は女性の体内であれば数日、長い場合であれば1週間は生きているといわれています。避妊が目的であれば、念のために排卵7日前からは注意が必要ですが、妊娠を目指すのであれば、排卵4日前から排卵当日、排卵翌日の合計約6日間を期待が持てる期間として意識されるといいでしょう。

その期間中、タマゴの白身のようによく伸びる、透明もしくはやや黄色っぽいおりもの(子宮頸管粘液)が自覚できたら、排卵が近い証拠ですので、夫婦生活を持つチャンス! この子宮頸管粘液は、精子が生存しやすいアルカリ性で、排卵期に合わせ、精子を子宮内に招き入れることを目的に分泌されているものなのです。ですから、排卵してしまうと、菌やウイルスが子宮内に侵入を阻止するため、頸管粘液の性質が変わり、分泌量も激減します。

なお、月経周期を目安にしますと、排卵日2日前に夫婦生活を持った場合がもっとも妊娠率が高く、ついで排卵前日、排卵当日と続きます。

あえて禁欲期間をつくる必要はありません。自然にチャンスが持てるなら毎日でも。

正常な精液所見の男性10,000人を対象にした調査では、毎日射精しても精液濃度や運動率に変化はなかったと報告されています。乏精子症の方は、むしろ毎日射精したほうが精液所見改善したというのです。逆に、5日以上禁欲すると運動率が低下するとされていますので、精子濃度を高めようと無理に禁欲期間をもうけることはおすすめできません

連日夫婦生活を持っている夫婦のほうが、妊娠率は高いといわれています。互いの負担でなければ、妊娠可能な上記の6日間はできるだけ回数多く機会を持たれたほうがいいでしょう。なお、中1日間隔の夫婦生活でも、毎日の場合にくらべて妊娠率は大きく下がりません。

情報更新日:2021年12月9日


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