膀胱内精子回収術

逆行性射精が投薬治療で治らなければ、膀胱内の精子を使って婦人科と連携治療

膀胱頸部を閉じる作用のある薬(抗うつ薬、イミプラミンなどなど)を服用しても効果が見られず、まったく精液が射出されない場合には、射精感を得た後、膀胱内から精子を回収します。

まず、尿中では精子が浸透圧でダメージを受けてしまうため、排尿して膀胱内を空にしておきます。

次に、尿道経由で膀胱内に培養液を注入し、精子回収の準備をします。

そして、射精の感覚が得られるまでマスターベーションを行い、導尿して精子を培養液ごと回収します。

これらの精子を使って、婦人科での人工授精(AIH)体外受精(IVF)もしくは顕微授精(ICSI/イクシー)を試みます。

奥さまがどの治療を受けるかは、そのほかの不妊原因の有無や回収された精子の状態によります。

情報更新日:2021年12月9日


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