機能性不妊(原因不明不妊)

どんな病態なの?

避妊をせずに1年以上の夫婦生活がありながら妊娠しておらず、基本的不妊検査を受けてみて不妊原因が見つからない場合は、機能性不妊(原因不明不妊)と診断されます。不妊症カップルの10~15%が、これに該当します。腹腔鏡検査を行った場合は、その割合は10%以下まで低下します。

不妊原因がないのではなく、基本的不妊検査では見つけられないところに、何かしら妊娠を妨げる問題があるととらえましょう。一般的に、避妊していないカップルの1周期あたりの自然妊娠率が約20%といわれるのに対し、無治療の機能性不妊のカップルの自然妊娠率は3%程度とされています。

妊娠するためには、どんな方法があるの?

【長期不妊の場合は、隠れた不妊原因を疑い体外受精へ】……

機能性不妊(原因不明不妊)と診断されたカップルは、ピックアップ障害黄体化非破裂卵胞(LUF)、受精障害などを隠れた不妊原因として持っている可能性があります。一定期間、一般不妊治療(タイミング指導6カ月~1年、人工授精6回程度)を行っても妊娠に至らない場合には、体外受精などのARTに進まれることをおすすめします。

情報更新日:2021年12月9日


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