基礎体温表

検査では、どんなことをするの?

基礎体温表、計っていますか?」のページでもご説明していますが、基礎体温は、朝目覚めたら体を起こす前に寝たままの姿勢で、小数点以下第二位まで計測できる舌下式の婦人体温計を使って計ります。

病院には、日にちと体温を並べたメモ形式ではなく、必ず折れ線グラフの状態にして持参しましょう。基礎体温の記録用紙(グラフ)は、薬局や病院でも販売していますが、インターネットから無料でダウンロードできるものもあります。

月経、不正出血、排卵痛、夫婦生活のあった日、おりものの変化、体調なども備考欄に記入しておきましょう。

いつ受けたらいいの?

できるだけ毎朝同じ時刻に測定してください。ただし、睡眠時間が4時間以下の場合は、基礎体温が正しく計測できないことがあるため、グラフに記入しなくてもいいでしょう。

検査結果から、わかること

基礎体温の記録からわかることには、次のようなものがあります。

  1. 基礎体温が低温期と高温期の2相性になっている
    ⇒ ほぼ排卵が起こっている
    ※ただし、超音波検査を受けなければ、排卵しないまま卵胞が黄体化する黄体化非破裂卵胞(LUF)である可能性は否定できない
  2. 毎周期の低温相と高温相の境界付近の日付
    月経周期の何日目頃に排卵が起こっているか
  3. 2相の境界日付近で夫婦生活がある
    ⇒ 夫婦生活と排卵のタイミングはほぼあっていた
  4. 排卵期特有のおりものが分泌されているタイミングで夫婦生活が持てた
    ⇒ 夫婦生活のタイミングとしては理想的
  5. 高温期が11日未満しかない
    ⇒ 妊娠を後押しする黄体ホルモンが十分に分泌されていない『黄体機能不全』の可能性
  6. 低温相と高温相の平均温度の差が0.3度未満
    『黄体機能不全』の可能性

もしも、基礎体温の温度が非常に気になり、ストレスが大きいという場合には、しばらく計測をお休みしてみましょう。

情報更新日:2021年12月9日


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